ドコモスマホがもっと快適に!いらないアプリをスッキリ整理する方法
はじめに
ドコモのスマートフォンには、購入時から数多くのアプリがプリインストールされています。中には、契約プランに関係するものやメーカー独自のアプリ、ドコモが提供するサービス向けのアプリなど、多岐にわたる種類があります。しかし、実際には一度も使ったことがないアプリや、存在さえ知らなかったアプリも少なくありません。
通知が頻繁に来たり、スマホの動作が重くなったりする原因になるこれらのアプリは、スマホの使い勝手を損なう要因の一つです。中には、バックグラウンドで勝手に動作してバッテリーを消費していたり、ストレージ容量を圧迫していたりするケースもあります。
この記事では、「今すぐ整理しても問題がないアプリ」をテーマに、削除・無効化しても影響が少ないアプリの見分け方や、実際の削除手順、整理後の注意点やスマホを快適に使うための管理術まで、詳しくわかりやすく解説していきます。
ドコモスマホに最初から入っているアプリの正体とは?
ドコモスマホには、契約時のプランに付随するアプリや、メーカー側が提供するアプリ、さらにはドコモが提供するサービス用アプリが多数インストールされています。
例えば、通話・メッセージ機能など基本的なものから、ショッピング、天気、健康管理、エンタメ系まで幅広く揃っています。しかし、こうしたアプリすべてがユーザーにとって必要かというと、そうとは限りません。
長期間使っていないアプリや、存在を忘れていたアプリがあれば、それらは見直し・整理のサイン。使い方に合わないアプリを削除・無効化することで、スマホの動作も軽くなり、操作性もアップします。
こんなアプリは整理の対象に
次のような特徴を持つアプリは、削除や無効化を検討する価値があります:
- 使っていないのにバックグラウンドで動作してバッテリーを消耗する
- 通知が頻繁に届くが、実際にはほとんど開かない
- 類似機能を持つ他のアプリをすでに使用している
- 一度も起動していない
アプリを整理することで得られる4つのメリット
使わないアプリを減らすことで、次のような明確なメリットがあります:
- スマホの動作がサクサクに軽くなる
- バッテリーの消費が抑えられて長持ちする
- ストレージ容量に余裕ができ、新しいアプリや写真も安心して保存可能
- 通知の数が減り、ストレスが軽減される
日々のスマホ利用をもっと快適にしたいなら、まずはアプリの見直しから始めるのが効果的です。
よく使われていないアプリの具体例
以下は、多くのユーザーが「使っていない」と感じている代表的なアプリです:
- dマーケット系(ショッピング、デリバリー、dアニメ、dヒッツなど)
- my daiz(ドコモのAIアシスタント。設定がやや複雑で扱いにくいという声も)
- データ保管BOX(Google DriveやDropboxなどで代替可能)
- からだの時計WM(利用者が限られる健康管理系)
my daizは特に要注意
my daizはバックグラウンドで通知やセンサーを多用するため、使わない人にとっては無効化をおすすめします。ただし、設定画面の奥深くにあるため操作がわかりづらく、戸惑う方も多いです。
SNSなどで不満が多いアプリ例
ユーザーの声が多いアプリには以下のようなものもあります:
- dポイントクラブ(通知が多く、バッジが消えないという声も)
- おサイフケータイ(非対応の機種や利用していない人には不要)
端末やシリーズによって異なる点に注意
同じドコモスマホでも、Xperia、Galaxy、AQUOSなど、メーカーやシリーズによってプリインストールアプリの種類や数が異なります。
また、削除できるか無効化しかできないかの違いや、操作手順にも機種ごとに差があるため、個別に確認が必要です。万が一に備え、削除前には必ずバックアップを取っておくようにしましょう。
アプリ削除・無効化の基本手順
【Androidの場合】
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリと通知」または「アプリ管理」を選択
- 「すべてのアプリを表示」から対象アプリを選択
- 「アンインストール」または「無効にする」をタップ
【iPhoneの場合】
- ホーム画面でアプリを長押し
- 表示されたメニューから「Appを削除」を選択
- または、「設定」→「iPhoneストレージ」から削除も可能
便利なアプリ整理・管理ツール
次のような無料ツールを使えば、初心者でも手軽に整理ができます:
- Google Files(不要ファイルや未使用アプリを提案)
- SD Maid(システムのクリーンアップも可能)
- 各種ファイルマネージャー(フォルダ単位で管理しやすい)
これらを活用すれば、時間をかけずに効率よく整理できます。
削除した後の注意点と再インストール方法
万が一、後で必要になることがあっても心配は無用。Google PlayストアやApp Storeからいつでも再インストールが可能です。
ただし、初期設定が必要な場合もあるため、削除前に設定項目のスクリーンショットやメモを取っておくと安心です。特に2段階認証などの設定が必要なアプリは注意が必要です。
ホーム画面やキャッシュもついでに整理しよう
アプリを削除したら、次はキャッシュのクリアやホーム画面の整理も行いましょう。
使わないアプリを1つのフォルダにまとめたり、非表示に設定することで、ホーム画面もスッキリ見やすくなります。ウィジェットの見直しも快適さ向上につながります。
アプリをインストールする際に気をつけるポイント
新しいアプリを入れるときは、以下の点を確認しておきましょう:
- 不必要なアクセス権限(位置情報、連絡先など)を求めていないか
- 開発元や運営会社が信頼できるか
- Google PlayやApp Storeのレビュー・評価に不審な点はないか
セキュリティ対策として、ウイルススキャン機能のあるセキュリティアプリを活用するのもおすすめです。
他社キャリアとの違いについて
auやSoftBankの端末にも、キャリア独自のアプリが数多くインストールされており、削除できないという声もよく聞かれます。
ドコモの場合は、特にアプリ間の連携性が高いものが多く、一部を無効化することで別のアプリの機能に支障が出ることもあるため、慎重な対応が求められます。
これからのアプリ管理のトレンド
最近では、最初から不要なアプリがほとんど入っていないSIMフリースマホを選ぶ人が増えています。こうした傾向を受けて、キャリアも「必要なアプリはユーザーが自由に選ぶべき」とする方向にシフトしつつあります。
また、政府や消費者団体も「ユーザーがインストールアプリを自由に選べる環境」を整備するよう提言しており、今後はさらに柔軟なスマホ環境が実現していくでしょう。
まとめ
「これ、使ってないかも?」と感じるアプリがあれば、まずは整理にチャレンジしてみましょう。
- スマホの動作が快適にサクサクに
- バッテリーやストレージの無駄が減少
- 通知ストレスの大幅な軽減
無理に削除する必要はありません。まずは「無効化」から始めて、自分にとって本当に必要なアプリだけを残す、快適でストレスフリーなスマホ環境を作りましょう!