160Whのモバイルバッテリーってどのくらい?飛行機に持ち込めるか一発チェック&徹底ガイド!さらに選び方や活用法も紹介!
はじめに
旅行や出張などで飛行機を使う機会があるとき、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンのバッテリー切れを心配して、モバイルバッテリーを持参しようと思う人はとても多いのではないでしょうか。
でもそのときにふと、「このモバイルバッテリーって飛行機に持ち込めるのかな?」と疑問に思った経験、ありませんか?
実際、モバイルバッテリーには「mAh(ミリアンペアアワー)」や「Wh(ワットアワー)」など、普段あまり聞きなれない単位が表示されており、パッと見ただけでは安全に飛行機に持ち込めるのか判断しにくいですよね。
「40,000mAhって大きすぎ?」「160Whって具体的にはどのくらい?」など、いざ旅に出ようとしたときに浮かぶ疑問に、この記事でしっかりとお答えします!
飛行機に乗る際のモバイルバッテリーに関する制限や注意点をわかりやすく解説するだけでなく、具体的な容量の換算方法や、おすすめのバッテリー製品についても紹介。これを読めば、どんなバッテリーを選べばいいか、自信を持って判断できるようになります!
160Whってどのくらい?単位の違いや変換方法をやさしく解説
「Wh(ワットアワー)」はバッテリーが蓄えられる電力量を示す単位で、「何ワットの電力を何時間使えるか」を表します。つまり、バッテリーの総合的な容量を示す目安となります。
では160Whとはどのくらいなのでしょうか?
たとえば、一般的な3.7Vのリチウムイオンバッテリーで計算すると、160Whは「約43,243mAh」に相当します。これは大容量バッテリーの部類に入り、スマホなら10回以上充電できる計算です。
一方で「mAh(ミリアンペアアワー)」は、電流の量に基づくバッテリーの容量を示す単位です。日常的にはこちらの単位の方がよく見かけますよね。
次の項目では、WhとmAhの具体的な換算方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーの上限は160Wh!
飛行機に乗る際、モバイルバッテリーは「160Wh以下」であれば持ち込みOKと定められています。これは国際的な航空安全基準に基づくもので、航空会社ごとに多少の違いはありますが、基本的にはこのルールに従っています。
リチウムイオン電池は発熱や発火の危険性があるため、160Whを超えるものは機内への持ち込みは禁止されています。
バッテリーの容量がmAhで表示されている場合は、以下の計算式を使ってWhに変換して確認しましょう:
Wh = (mAh ÷ 1000) × 電圧(例:3.7V)
例えば、22,000mAhのバッテリーであれば → 22 × 3.7 = 約81.4Wh。160Wh以下なので、機内への持ち込みは問題ありません。
Whの表記がない?そんなときは自分で計算してチェック!
モバイルバッテリーには「22,000mAh」などと書かれていても、「Wh(ワットアワー)」の表記が見当たらないことがよくあります。そんなときは自分で以下のようにチェックしましょう:
- 表示されているmAhの数値を1000で割り、Ah(アンペアアワー)に変換
- そのAhにバッテリーの電圧(多くは3.7V)を掛ける
例:22,000mAh → 22Ah × 3.7V = 81.4Wh
万が一、電圧の記載がない場合は、説明書や公式サイト、通販ページの製品情報を確認しましょう。
【早見表】バッテリー容量の目安と持ち込み可否まとめ
容量(mAh) | 電力量(Wh) | 機内持ち込み |
---|---|---|
5,000mAh | 約18.5Wh | ○ |
10,000mAh | 約37Wh | ○ |
20,000mAh | 約74Wh | ○ |
30,000mAh | 約111Wh | ○ |
40,000mAh | 約148Wh | ○ |
50,000mAh | 約185Wh | × |
上の表のように、50,000mAhクラスのバッテリーになると160Whを超えるため、機内には持ち込めません。
40,000mAhまでならOKですが、以下のような追加ルールもあるので気をつけましょう!
40,000mAhはギリギリOK!でも注意点も多い
160Wh未満のバッテリーでも、容量が100Whを超える場合には、持ち込みにいくつか制限があります。
- 100Whを超えるモバイルバッテリーは1人2個までと決められています
- 預け荷物には絶対に入れず、必ず手荷物に入れる必要があります
- 容量表記のないバッテリーは、安全確認ができず、持ち込み不可となる場合があります
- 落下や衝撃から守るため、ケースやクッション付きのポーチで保護して持ち運ぶことが望ましいです
バッテリーは絶対に手荷物に!預け荷物に入れるのはNG
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、衝撃や温度の変化に弱く、発煙や発火の原因になることも。
そのため、スーツケースなどの預け荷物に入れるのは絶対にNG。必ず手荷物として機内に持ち込みましょう。
万が一、預け荷物に入れてしまった場合は、早めに空港のスタッフに伝えて取り出してもらいましょう。
落下や故障対策にケースや収納袋を活用しよう
モバイルバッテリーは精密機器です。うっかり落としたり、ぶつけたりすることで内部構造が壊れることもあります。見た目は大丈夫でも内部で異常が起きている可能性も。
破損したバッテリーは発熱や発火の危険があるため、念のため使用は控え、安全な方法で処分するのがベストです。
外出時や旅行時には、クッション性のあるポーチや難燃素材の袋に入れて、安全に持ち歩きましょう。
飛行機OK!容量別おすすめモバイルバッテリー3選
- 【5,000mAh】ケーブルレスで超スマート
- スマホに直接挿してすぐ充電できるタイプ
- Type-CとLightning両対応で幅広い端末に使える
- 超軽量でバッグの中でもかさばらない
- 【22,000mAh】パワフルで長旅にも安心
- スマホだけでなくタブレットやゲーム機も同時に充電可能
- 内蔵ケーブル付きでコード忘れの心配ナシ
- 頑丈な作りで持ち運びにも便利
- 【40,000mAh】ギリギリOKの超大容量モデル
- 3台同時充電OKでファミリー旅行にも最適
- LEDライト付きで非常時にも役立つ
- アウトドアや災害時の備えとしても優秀
まとめ:160Wh以下なら機内持ち込みOK!正しい知識で安心して空の旅へ
- モバイルバッテリーは160Wh(約43,243mAh)以下であれば基本的に持ち込みOK
- Wh表記がない場合は、計算式で自分で換算できる
- 100Whを超える場合は1人2個まで、手荷物のみ
- ケースなどで保護し、落下・破損に注意しながら持ち運ぼう
飛行機に乗る際、バッテリーの持ち込みはちょっとした注意が必要ですが、正しい知識を持っていれば心配いりません。
大切なデバイスの電源を確保しつつ、安全で快適な空の旅を楽しんでくださいね!