スニーカー選びって、見た目の可愛さだけで決めがちですが、実は“ワイズ(足幅)”が合っているかどうかで履き心地が大きく変わります。特にニューバランスはワイズ展開が豊富なので、同じサイズでも快適さに差が出やすいブランドなんです。
この記事では、女性でも分かりやすいように「D・2E・4Eの違い」「ワイズの正しい測り方」「人気モデルでのフィット感の違い」などをやさしく丁寧に解説していきます。あなたにピッタリのニューバランスが見つかりますように。
まず知っておきたい「ワイズ」の基本

● ワイズとは何を表すサイズなの?
ワイズとは「足の幅」を表すサイズのこと。靴の“横方向のゆとり”を示し、A・B・C・D・E・2E・4E…といったアルファベットで幅の広さが変わります。数字が大きいほど幅広です。
特に女性は夕方に足がむくみやすいため、ワイズが合っていない靴は痛みや疲れの原因になりやすいんです。
● A〜4Eまでの幅の違いをわかりやすく解説
- A・B … 細め。スリムな足の方に合いやすい。
- D … 標準。海外基準のため、日本人には細めに感じることも。
- 2E … 日本人女性に一番フィットしやすいと言われる幅。
- 4E … 幅広でゆったり。むくみやすい方や甲高さん向け。
● 足の形でもフィット感が変わる
足幅だけでなく「指の形」もワイズと関係します。
- エジプト型 … 親指が一番長いタイプ。多くの日本人はこれ。
- ギリシャ型 … 人差し指が長いタイプ。甲部分がきつく感じやすい。
- スクエア型 … 指の長さがそろっているタイプ。つま先の窮屈感が出やすい。
● 日本人に多いワイズは「E〜3E」
日本人女性は足幅が広めの傾向があり、一般的にはE〜3Eが最もフィットしやすいと言われています。Dワイズが「細い…?」と感じる女性が多いのはこのためです。
ニューバランスにおけるDワイズの位置づけと特徴

● Dワイズ=標準幅なのに細めに感じる理由
海外基準ではDワイズが標準ですが、日本基準だと女性には細めの印象。特に足幅が広い人は、つま先やサイドが圧迫されやすいことも。
● モデルによってDワイズの幅が違うのはなぜ?
ニューバランスはモデルごとに木型(ラスト)が異なります。990・996・2002Rなど同じDワイズ表記でも、履き心地に差が出るのはこのラストの違いが大きな理由です。
● アメリカ製・アジア製で感覚が変わることも
USA製はややタイトでシャープな印象、アジア製はゆとりを持たせた作りが多い傾向があります。同じDワイズでも「USA製は細い!」と感じる方が多いのはこのため。
● Dワイズが合いやすい足の特徴
- 足幅が細い
- 甲が低め
- 指先がスッとした形(エジプト型)
Dワイズ・2E・4Eの違いを徹底比較

● フィット感の違い
- D …… スリムでフィット感強め。
- 2E …… ゆとりのある標準幅。女性の“ちょうどいい”になりやすい。
- 4E …… 幅広でゆったり。ラクに履きたい人向け。
● 自宅で簡単にできる足幅測定法
- 紙を床に置き、足を乗せる
- 足の一番広い部分(親指付け根〜小指付け根)に印をつける
- 直線で結んで長さを測る
これで“自分のワイズの目安”が簡単にわかります!
● D・2E・4Eの比較表
| ワイズ | 幅の特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| D | 細め | 足幅がスリムな方 |
| 2E | 標準〜やや広め | 多くの女性に最適 |
| 4E | 幅広・ゆったり | 甲高さん、むくみやすい方 |
● 幅以外にも重要!甲の高さ
幅が合っていても「甲高さん」はDワイズがきつく感じやすいことも。甲が高い方は2E・4Eを優先すると失敗しにくいです。
ワイズ選びで失敗しやすい人の特徴
● 実は幅じゃなく“足形”が原因のケース
幅広と思っているけど実は「つま先の形」が合っていないこともよくあります。特にスクエア型の方はDワイズは窮屈に感じやすいです。
● 甲高さんがワイズを誤解しやすい理由
甲が高いと“幅が狭い”と勘違いしてしまいがち。実は甲高の方はワイズよりも「甲の高さ」が重要です。
● きつく感じる原因がワイズだけではない場合
- 靴紐が合っていない
- ソックスが厚すぎる
- 時間帯のむくみ
ワイズ選びの前に、これらもチェックすると◎。
あなたに合うワイズを見つける3ステップ

STEP1:足幅タイプをチェック
測った足幅をもとに、自分がD・2E・4Eどれに当てはまるか確認しましょう。
STEP2:よくある失敗例を知っておく
「細いと思ってDを選んだけど痛い…」「ゆったりを求めすぎてブカブカに」など、ワイズ選びの失敗は共通点があります。
STEP3:用途に合わせて選ぶ
- 通勤 … 2E
- ランニング … D or 2E
- 旅行・長時間歩く日 … 2E or 4E
用途に合わせると満足度がグッと上がります。
Dワイズが向かない人はどんなタイプ?
● 幅広さん・甲高さんは要注意
幅広×甲高タイプはDワイズだと圧迫されやすい傾向があります。まずは2E・4Eを試すのがおすすめ。
● 無理にDワイズを選ぶと痛くなる理由
幅が合っていない靴は、外反母趾・タコ・マメなどの原因になりやすく、長時間の歩行では痛みが強く出ることも。
● 2E・4Eのほうが快適なケース
- 足がむくみやすい
- 甲が高い
- 長時間歩くことが多い
こういったタイプは、ゆとりのあるワイズの方が快適に過ごせますよ。
スニーカー選びは“デザイン優先”になりがちですが、長時間歩いたときの快適さを大きく左右するのは、実は ワイズ(足幅) なんです。特にニューバランスはワイズ展開が豊富で、自分に合ったものを選ぶと「疲れにくさ」「フィット感」「安定感」がぐんとアップします。
ここでは、女性でもわかりやすいようにワイズの違いから人気モデルのフィット感、口コミまでていねいに解説していきます。あなたの足にぴったりの一足が見つかりますように
人気モデルごとのワイズ感まとめ

ニューバランスはモデルごとに“木型(ラスト)”が違うため、同じDワイズでも履き心地が少しずつ異なります。ここでは、特に人気の高いモデルのワイズ感を女性向けにやさしくまとめました。
● 990シリーズ(v5/v6)
990シリーズは全体的にタイトめで、Dワイズは「細い」と感じる方が多め。甲部分のフィット感も強く、細身の足の女性にはすごく合います。
特徴
- Dワイズ=細め、とくに横幅がタイト
- しっかりホールドされる履き心地
- 長時間歩くなら2Eが安心の人も
● 996(クラシックで女性人気No.1)
996は見た目より細すぎず、足に馴染みやすい柔らかい作り。Dワイズは「ややスリム」くらいで履くほどに馴染むのが魅力。
特徴
- Dワイズでも幅が気になりにくい
- 2Eならゆったり・旅行向けに◎
- スタイリッシュでコーデしやすい
● 574(ゆったり系で万能)
574はクラシックなフォルムで、Dワイズでも比較的ゆとりがあります。足幅が普通〜やや広めの女性にとても人気。
特徴
- Dワイズでも窮屈さが少ない
- 2Eはさらに柔らかい履き心地
- 初めてニューバランスを買う人にも良いモデル
● 2002R(いま大人気のミッドソール厚めモデル)
2002RはDワイズが「やや細め」に感じる人が多いですが、足の甲部分に伸縮性があり、馴染みやすい構造です。
特徴
- 横幅は細めだけど馴染むのが早い
- 2Eは万人に合いやすい万能ワイズ
- 歩くと軽くて疲れにくい
● モデル別ワイズ比較早見表
| モデル | Dワイズの印象 | 幅広の人向けのおすすめ |
|---|---|---|
| 990 | 細い | 2E |
| 996 | 標準〜やや細め | 2E |
| 574 | 程よいゆとり | Dまたは2E |
| 2002R | 細め | 2E |
Dワイズの口コミ・評判まとめ

実際に履いた人の感想はワイズ選びの大きな参考になります。ここでは「良い口コミ」「注意点」「サイズ感のアドバイス」をまとめました。
● 良い口コミ:フィット感・スッキリした見た目が高評価
- 「足に吸いつくようなフィット感で歩きやすい」
- 「細身でシルエットがきれいに見える」
- 「スニーカーなのに上品に見える」
細くてすっきりしたラインが好まれる女性には、Dワイズがとても相性良しという声が多いです。
● 悪い口コミ・注意点:幅が合わないと痛くなる
- 「指の付け根が痛い…」
- 「夕方になると締め付け感が強い」
- 「同じサイズなのにモデルごとに幅が違う!」
特に“むくみやすい方”や“幅広・甲高さん”は、Dワイズだと圧迫を感じやすい傾向があります。
● サイズ選びのコツ:0.5cmアップする?
Dワイズは“タイトめ”に感じる女性が多いため、以下を目安にすると失敗しにくいです。
- 足幅が普通〜細め → いつものサイズでOK
- 足幅がやや広め → 0.5cmアップがおすすめ
- 甲が高い・むくみやすい → 0.5cmアップ+2Eも検討
特に990・2002Rはタイトな作りなので、迷ったら0.5cm上げると安心です。
まとめ|あなたに合うニューバランスのワイズで足元から快適に

ワイズ(足幅)は、靴選びの中でとても大切なポイント。特にニューバランスは細身のモデル・ゆったり系のモデルがはっきりしているため、自分の足幅や歩き方に合わせるだけで快適さが驚くほど変わります。
- 細身の足 → Dワイズ
- 標準〜やや広め → 2E
- 幅広・甲高 → 4E
これを目安に選ぶだけでも、スニーカー選びの失敗がグッと減りますよ。
あなたにぴったりのワイズで、毎日の歩きやすさがもっと心地よくなりますように。

